1F 入り口廻りの造作

大工のまっすんが最後の仕事として一人こつこつやってくれていたのが、1階入り口の元出窓と水槽があった表通り側。(1Fのさらなる解体

開口の周辺に扉用の太い柱を仕込み、壁を作って整えてくれています。
この場所もこれまで少しずつ隙を見つけてやっていた箇所です。

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しかしいい加減そろそろ建具をなんとかしなければいけません。まだ開口にブルーシートを垂らしただけの状態です。
もうなにしろ8月11日ですから、今から発注しても製作に2週間かかるとして、その後取り付けて・・・うわ、もうその頃は引っ越しが完了していなければならない時期ではありませんか。やばー。

急いで折り戸を作ってもらおうと、建具屋さんを探しますがどうも手応えが良くない。

Webで見つけた6kmほど先のY区にある建具屋に電話して来てもらったところ、こんな開口に折り戸は変だ、出入り口なのに折り戸は駄目だ、設計の幅もなっていない、作るのに時間がかかる、作るのに予算がかかる、などとグダグダうじうじ言われたあげく「遠いところから来たんだから交通費よこせ」と言うので「阿呆かどこが遠いねん。もうええから帰れ」と缶コーヒーだけ渡して追い返したりします。

随分前の話ですが、仕事の関係で建具屋を探していた時も、数寄屋系のベテラン建具職人にもの凄く苛められた経験があります。トラウマになっています。
(その後は素晴らしい職人の鏡のような建具屋と知り合って助けていただいたので、建具屋すべてに偏見を持ってるわけではありません。念のため)

そんなわけでまだ折り戸発注は保留中。あぁ、あの時助けてくれたあの素晴らしい職人の鏡のような建具屋さんが生きていたらなあ、とか、まっすんの親父が現役でいつでもやってくれるような人だったらなあ・・・と思わずにはおれません。

古い友人の内装屋で本性ロッカーのタケマル(仮称)に、ちょっとクロスのことでヘルプを頼もうと思っていまして、話のついでに良い建具屋いないかと聞いてみたところ、いるので紹介してあげようとのこと。おっ。こういう人脈こそ期待できそうですよ。
タケマルも紹介される建具屋も、隣の県の2、30kmの距離からわざわざ来てくれます。
わずか数kmの市内から来て「遠いから」と文句を言うどこぞの怠け者と大違いです。

折り戸はこんな感じの「4枚折り戸+開き戸」で設計は完了しています。
(左が1階。図面の下側が折り戸をつける部分)
図面
本当は前面全て開口にして全部を折り戸にしたかったんですが、2/3の位置に鉄骨の柱があったのでそれを避ける形になってます。


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