木枠ガラス建具

さて1階の大きなはめ殺しサッシと外れない木枠建具の続きです。
サッシと木枠建具の狭間には昔からのゴミや埃や糞がまだ残っており、目に入るのに手が出せない状態です。改装して引っ越して2年になるというのにこれではいかん、と佐々木小次郎、意を決します。出るか巌流燕返し。出ません出ません。

このガラスが入った建具のような造作物は、取り外し不能のはめ殺しというわけではなく、建具状のパネルを外枠に嵌め込むような仕様になっているはずです。
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断面予想図です。こうなっているはずです。
引き戸のように、一旦上の溝に嵌めてから下の浅い溝にすとんと落とし込むタイプですね。こうなっているに決まっています。
ですがこれが堅くて重くて動かない。

取っ手も手がかりもないので力のかけようがないんです。コーススレッドをねじ込んで手がかりにして、えいっと力を入れてみてもびくともしないんですね。多分、埃やヤニでくっついているし、木も多少歪んでいて張り付いてしまっているのでしょう。

と、そこまではすでに2年前に挑戦しています。そんなこんなで、結論として「枠の上部を下から叩いて浮かせる、あるいは上の枠を一旦解体してしまうほかないのではないか」と考えていました。

だから枠を外しても困らないよう、天井工事をしたときにこの枠の上部だけは完成させていなかったんです。

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このように、上の方は空間を空けたまま、目隠しにサンプルボードを立てかけて誤魔化している状態。

枠を上からのぞき込むとホゾと釘でがっしり組んであるのがわかりました。これは枠の上だけ上手く取り外すなんて至難の業。面倒くさいし、あまり現実的じゃなさそうです。
枠を外したい、でも面倒、と、いつものようにだらだらと放置してきたんですね。

で、ここからが秘技発現の今回のお話になるわけですが、改装記のブログも始めたことだし、多少本気になってこの枠や建具状のパネルをじろじろ舐めるように眺めていると、ふとあるものに目が止まりました。

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あ。

以前ド素人だったころには目に入りもしなかったビス頭。
そうですそうです。ガラスの入った建具の仕組みを、今では多少知っています。

三方の飾り縁がついた状態でガラスを嵌めてから最後の一方を取り付けるんですね。ガラスが割れたときに交換しやすいように、最後の一方は甘い取り付けになっているもんです。ここの場合はビスでした。これは好都合。

つまりこのビスを外して飾り縁の一方を外せば、簡単にガラスを外すことができるわけです。

枠を破壊せずとも、ガラスを外せばサッシとの狭間の掃除ができる。そして多分、軽くなってガラス分の強度が落ちたパネル部分は、簡単に外すことが出来るはずです。

さっそくビスを外して飾り縁を取り、ガラスを外します。
こんなとき、あってよかったこのガラス吸盤。

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正式に何というものか知りませんが、吸い付けて運ぶための物ですね。ガラス屋さんはもっと立派な物を持っていますが、なに、これで十分。

案の定、腐って外せないビスもあったし、ガラスもゴミやヤニで枠にくっついていてなかなか外れませんでしたが、何とか頑張ってほとんどのガラスを外すことに成功。

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おお。サッシとの狭間、引っ越し前からある堆積した若干糞個を、ついについに掃除できるときが来ました。

で、ガラスが外れたパネル、腕をぐいっと突っ込み、力を入れると動く気配があります。みしみしみしみし。

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じゃーん。外れました。

やはり木の歪みとゴミとヤニのせいでくっついていましたが、一度外して掃除してペーパーをかけると、もう簡単に付けたり外したり出来るようになりました。
念願だった掃除と消毒ができます。

う、嬉しい。こういうことを2007年中にやっておきたかった。

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こんな状態が

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掃除して消毒して

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ちょっと染め直して、こんな状態に。

やりました。ついに汚らしい汚らわしい最後の糞個地帯を克服できました。
「さらば。糞個さん」
刀を鞘に収め、大いに満足して頷くのであった。

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