だまし絵(trompe l’oeil)と同じことなのですが、トリックアートという言葉からは遊び心がたっぷりの面白いアートというイメージが伝わります。
多分どなたかが面白いだまし絵っていうイメージでトリックアートという言葉を使い始めたのだろうと思います。
最近では「3Dアート」なんていう言い方も見かけます。いずれにしても同じことで、楽しさ重視のだまし絵という括りでいいと思います。
遠近法を活用して視覚効果を狙ったもの、色彩や形状のトリックを用いたもの、数学的なものなどがあります。一定の角度から見たときにだけ成り立つ構成はストリートペインティングでもおなじみです。